TOP » 緑茶で育毛
緑茶で育毛
緑茶を用いた育毛法をご存じでしょうか。
日本人の生活に深く根付いている緑茶は、その数え切れない健康的な効能で近年見直され注目を集めていますが、その効能を飲むだけでなく、実際に直接毛髪に使用したのが、緑茶で洗髪を行う育毛方法です。
男性に特に顕著に見られる薄毛の問題ですが、加齢によって性別を問わず進行していきます。
毛髪は通常、だいたい6年ぐらいまでを目処に成長を続け、寿命が来ると延びるのを止めます。
毛が抜けるのはおおよそ2~3週間の間です。
毛が抜けた後の毛穴は数ヶ月間活動を停止し、次の発毛に備えます。
正常な頭皮の毛穴は、さらにひとつの毛穴から複数本の毛髪を生やしているので、ボリュームが増します。
通常このサイクルが正常に続いている限り、薄毛になることはありませんが、毛髪の成長が途中で阻害されて抜け落ちたり、毛穴からいつまでも次の毛が生えてこなかったり、毛穴から生える毛が減ると、状況が変わってきます。
薄毛の原因は多岐に渡り、複合的に起こると言われていますが、薄毛を防ぐには、血行と毛母細胞の活動促進、男性ホルモンの抑制、毛穴に詰まった余分な皮脂などの除去などを行うことが効果的です。
緑茶による洗髪が育毛に繋がるのは、主に男性ホルモンの抑制と、余分な皮脂の除去を行うからであり、緑茶を飲むことによって、血行促進もかなえることができます。
頭皮にはテストステロンと呼ばれる男性ホルモンの一種が含まれていますが、それ自体では薄毛に影響しません。
テストステロンが活性型男性ホルモンに変化して初めて、薄毛や性欲減退の症状がでます。
この変化に必要なのが、5-アルファ還元酵素と呼ばれる酵素で、これもまた体内で分泌される物質です。
分泌量は体質によるため、結果的に薄毛も遺伝的要因の大きい体質と言われるのです。
緑茶はこの酵素うち、I型5-アルファ還元酵素の強力な阻害剤であるという研究がなされています。
近年別の研究で発見されたフィナステライドはII型5-アルファ還元酵素を抑えると言われていて、薄毛対策には併用が望ましいと言われています。
フィナステライドは、日本ではプロペシアと呼ばれる1日1錠の内服薬で医師によって処方されており、脱毛のほか、前立腺疾患などの男性特有の病気などにも低用量で使用されることがあります。
緑茶に含まれるカフェインも、男性型の薄毛に大きな効果があるとドイツのイェーナ大学の研究で発表されており、頭皮に直接直茶をかける育毛法は、この点からも効果があると言えます。
緑茶の中に含まれるカテキンには、飲用することによって末梢血管の血流をあげる効果が認められているほか、緑茶の利尿作用が、血中の過剰な活性型男性ホルモンを体外へ排出されることを助けます。
飲用によるほかの効能を挙げると、ストレスを受けた身体は自然と副腎からこれらの薄毛の原因となる男性ホルモンを分泌するため、ストレス緩和の効果があるアルギニンなどが含まれる緑茶は育毛に大きな効果を持つと言えます。
緑茶による育毛法は、薄毛の原因が男性ホルモンにある場合に大きな効果が期待できますが、それ以外にはそれほど効果がないかもしれません。
しかし、研究によれば、男性型の薄毛は薄毛全体に対して90%以上の割合を占めるため、多くの人に試す価値があるのは確かでしょう。
一定期間続けなければ効果は得られないでしょうし、薄毛の原因は生活習慣などに依存することが多いので、明確な変化は自覚し難いかもしれません。
気軽に始めることができる方法であるのも確かですので、一度試してみると良いかもしれません。