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緑茶の種類
緑茶の種類というと、どのようなものが思い浮かびますか。
煎茶、玉露、抹茶、一番茶…いろいろありすぎて何がどのようなものだか分かる人は少ないと思います。
それもそのはず、緑茶の種類の分け方には数種類のものがあり、今挙げたものは全て違う分け方のものを一緒に混ぜてしまったからです。
緑茶の種類の分け方には大きく5つ程あります。
栽培方法や製造工程などで分けられるのです。
しかし、元となる茶葉は同じです。
あの緑の茶葉がいろいろな加工で多くの種類に分かれるのですからすごいですよね。
栽培方法による種類で分けると、まず特殊なものが出て来ます。
普通に栽培しているものではなく、「被覆栽培」と呼ばれるものからできるのが、かぶせ茶、玉露、てん茶です。
これらは日光がなるべく当たらないように、文字通り布のようなもので「かぶせ」てしまって育てたものです。
高級品が多いのが特徴です。
次に収穫時期で分けるとよく耳にする名前が出てくると思います。
「新茶」は一年で最初に摘まれる初物です。
一番茶と同じ意味で使われる名称で、その後摘む回数により二番茶、三番茶という名前が付けられます。
製造工程での分類は少し難しいです。
緑茶は発酵を防ぐために蒸したり、釜で炒ったりするのですが、これによって全く違うお茶が出来上がります。
蒸す方法が主流で、これで作られたのが緑茶の中でも85%を占めると言われている「煎茶」です。
いつも飲むお茶ですね。
蒸す方法で作るお茶で他には「玉緑茶」というものもあります。
釜で炒る方法で作られるお茶は少なくなってきているのですが、「釜伸び茶」と呼ばれていて一部の地方で作られています。
仕上げの加工で分類するとまたよく聞くものが出て来ます。
「粉茶」は飲むだけではなく料理の時にも使用しますが、これはふるいなどで選別された細かいお茶の粉です。
「茎茶」は仕上げ加工中に新芽の茎だけを選別して作ったものです。
逆に芽先だけを選別したお茶は「芽茶」と呼ばれています。
そして、特別な加工をした場合はなじみの名前がよく出て来ます。
「番茶」はもともと「番外茶」と呼ばれていたそうです。
「抹茶」はてん茶を石臼で挽いたもので、「ほうじ茶」は強火できつね色になるまで炒って、香ばしさを引き出したものです。
お茶屋さんの前でよく良い香りがしているのは、このほうじ茶を炒っている香りです。
そして「玄米茶」は蒸した玄米に番茶や煎茶などを混ぜたお茶です。
確かに良く見てみるといろいろな色のお茶が混ざっています。
このようにいろいろな種類に分けられる緑茶ですが、まだもう1つ分け方があります。
それは品種による分類です。
「やぶきた茶」は有名ですが、品種で分けるとおよそ50種類以上もあるそうです。
このように緑茶にはたくさんの種類がありますが、時と場合によって使い分けて使うとよりおいしく緑茶を味わうことができるのです。