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緑茶の生産量
日本における緑茶の生産量は、実は年々減少してきていました。
今からおよそ30年近く前である1980年頃には、緑茶の栽培に関する農家の戸数も今の6倍ほどあり、栽培面積も今の1.5倍ほどあったといわれています。
緑茶は明治時代の頃から、日本の輸出品としては有名なものでした。
その後大正時代頃までは輸出量の多い時代が続き、その結果生産量に関しても増加していきました。
ところが、昭和に入ると日本に対する物珍しさが海外でもなくなったためか、輸出量は急に減少していくことになります。
一時期は3000トンも輸出していたのが1000トンを切るまでになったのです。
外国文化が流行する時代の流れも合ってか、和の文化、衣食住は衰退し、また大型スーパーの発達と共に大規模大量生産が主流となり、緑茶を扱う農家は大幅に減少して行きました。
農林水産省による統計データによると、実際に緑茶を栽培している農家は4分の1にまで減少してしおり、生産量も30年前に比べて約8割りほどになっています。
最近ではこの減っていた緑茶の生産量が増えてきました。
これは海外で健康的な食事として、日本食が見直されたためだと言われています。
現在海外での主な健康問題というのは肥満に関することです。
肥満というとアメリカだけの問題ように思われている方も多いかもしれませんが、イギリスも肥満の多いことが問題になっているように、肥満はヨーロッパ全体でも大きな問題になっています。
世界中で最も肥満が少ないのは、先進国の中ではアジアで、特に日本や韓国は肥満が少ないことで世界の注目を集めています。
そういった時代の状況のもあってか、今緑茶が大変注目されています。
1995年まで減少を続けていた緑茶の生産量が、2000年頃から逆に増加するという減少が統計から読み取れます。
テレビなどで世界でも緑茶の需要が高まってきているという報道がされたこともあり、今後はますます増加傾向に転じていくことも予測されています。
このように統計データから見ても、緑茶の需要の高まりを知ることが出来ますが、最近は海外だけでなく緑茶の生産国である日本でも和の文化が見直され始めてきています。
昨今の健康ブームは、一時で終わることなく継続していますが、健康やダイエットテーマに取り上げるテレビ番組でも、日本食をはじめ緑茶などの日本の食文化を見直そうという機運が高まっています。
ですので、今後緑茶の生産量は増加していくのではないかと思います。
緑茶だけでなく玄米茶、ほうじ茶など日本発の文化が見直されることは、日本人として嬉しくまた誇らしく思います。